まだまだアラジンが活躍してくれている毎日です。
紹介したい映画はたくさんあるのだけど、
少しずつしまっす。
ああ、最近眠くて眠くてならん!
『ホーリーマウンテン』
アレハンドロ・ホドロフスキー監督
予告編動画(カルトムービーなので気持ちわるいシーンもあるのでご注意)『エル・トポ』でも有名なアレハンドロ・ホドロフスキー監督作。
とにかくストーリーがあるようでないようでちゃんとある。
普通のハリウッド映画好きな人が見ると「なんじゃこりゃ」と思うだろう!!
とにかくなかなかの癖のある作品だけど、世界観がずば抜けて独特でおもしろいです。
終盤の太陽系の惑星に守護された7人の人物のエピソードが好み。
『エル・トポ』で認められた後に作ったので、バカらしいぐらいにお金かかってます。
一言じゃ語りきれないぐらいの見所満載の濃厚カルトムービー。
全くタイプの違う映画だけど、
ヴィターリー・カネフスキー監督の
『動くな、死ね、甦れ!』 『ひとりで生きる』
予告編動画「動くな、死ね、甦れ!」(特集上映公式サイトより)第二次大戦直後のロシア。収容所地帯と化した小さな炭鉱町に生きる少年ワレルカと少女ガリーヤは共に12歳。スケートの盗難事件、学校のトイレにばら撒いたイースト菌事件、機関車の転覆など、ワレルカの引き起こす無垢な、しかし、やってはならない悪戯は、母親への反発と相まって次第にエスカレートしていく。「ひとりで生きる」(特集上映公式サイトより)少年期に別れを告げようとしていたが、大人たちの世界はますます悲劇的な様相を呈し、ワレルカにとって唯一、ガリーヤの妹ワーリャと一緒にいる時だけが心落ち着くのだった。そんな中、ある事件をきっかけに学校を退学になったワレルカはワーリャの思いをよそに、ひとりで町を出る。一方、残されたワーリャは、返事の来ないワレルカへの手紙を送り続け・・・。「動くな、死ね、甦れ!」はモノクロ映画、「ひとりで生きる」はカラーに変わり、
時代の移り変わりと青年の成長を表現してた。
行き場のない執念の気持ちは幼なじみだった少女への恋心に変わっていって、
その後に訪れる悲劇な結末がこころに深く残った。
「動くな、死ね、甦れ!」はソビエト製作だけど、「ひとりで生きる」は
フランスとの合作らしくカラーだからか、インパクトが弱かった気もした。
ラストシーンには悲劇がたくさん訪れるけれど、後半はワレルカの
青春期まっ只中ってこともあって、
女性との絡みが多くコミカルに感じたりする場面もあった。
三本目の『ぼくら、20世紀の子供たち』に続くのだけれど、
まだ観ていないのでこの辺で今日は失礼しまっす。
あー、眠い。