無事22:30の夜行バスに乗り、
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボへ向かう。
セルビアとボスニア間の複雑な関係により、
わたしたちの乗ったバスは
ボスニアのセルビア人共和国側バスター
昼間のバスに乗れば、ボスニア人側のバスターミナルに着けるのだ
昼の移動は時間がもったいないので、夜行にした。
このバスターミナルが、今回の旅での一番の難問。
それはこのバスターミナルから、
ということだった。
日本で調べに調べた結果、
★このバスターミナルは通称「ルカヴィツァ」という、らしい。
★このバスは朝5時ぐらいにバスターミナルに到着する、らしい。
★しかも、
朝6時のトロリーバス31番
★市内までは30分ぐらい、らしい。
★バスにはボスニア通貨のマルカでしか乗れないが両替所はない。
★とにかく何もなく田舎だ。
うーーん
これはどうしたもんかな。でも多分なんとかなる!
サラエボの予約しておいたホテルの人に、
何度もメールして移動手段
ホテルの人は「大丈夫!待ってます!」としきりに言ってくれた。
相当心配性な日本人に思えたのだろう。
マルカにはセルビアで替えておいた。
しかし、そんな不安もなぜかすっかり忘れ、
たまに起きて、徐々に明るくなる田舎の街並みをみる。
結構いい感じだ。寂れすぎてる!!!好きな映画みたいだ。
2時間に一度のトイレ休憩の場所は、
これまた好きな映画に出てきそうな雑然とした雰囲気だった。
でも、寒くて降りるのが億劫で一度も結局トイレに行かなかった。
途中、国境を越える。
パスポートチェックのため、バスに乗り込んできた警官にパスポート預け、
スタンプ
あっけない。
ふと気がつくと、朝の6時、、、。
あれーまだかなー。
と思ったときバスが停まった。
女性が一人降りた、、、、。
あれ、誰も降りない。
ターミナル通過-。
「ああ、だめかも。間違えたかも。」
心配になり、スタッフらしき人を起こし、
「このバスは何時にサラエボにつくの?
みたいな事を聞いてみた。
「6時半につくよ!次はサラエボだよ!」
よかった、、、、。
そして到着したバスターミナル。
想像以上に、何もなく、とても暗い。
ああ、来てしまった。ベオグラードは都会だった。
念のためターミナルの人などに、
「ここはルカヴィツァですよね?
サラエボ市内のバスターミナルじゃないですよね?」
と聞いても、特に聞き取れそうなコメントはなし。英語じゃない、
うーーん。とにかく、すこしの間ここに居よう。
ベオグラードから一緒だった、
バックパッカーのハリスと一緒に。
(その後、
宿を探してたので、通称ハリス)
※ハリスは「たばこを吸ってくるから荷物をみてて!」とか
「
表情はまったく社交的な感じではなかった。
でも彼と遭遇したらなんだか毎回安心した。
彼は今どこの国に居るのだろう、、、生きているのだろうか。
ハリスはハリスに着けたのだろうか。
結局トロリーバス乗り場もそこそこ歩く距離だったので、
タクシーの運ちゃんに10ユーロを見せ、ホテルへむかった。
一言もしゃべらず、寡黙な運転手だった。
ようやく、サラエボ。
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